DON'CRY -ドンクライ-

アニメやマンガ、ゲームに小説、音楽など、「作品」によって孤独から救われて生きている人のためのメディア

激画団監督が語る、自主制作アニメ『空中軍艦アトランティス』に込めた想い

現在クラウドファンディング中の「激画団応援プロジェクト」も残すはあと1週間になりました!

ありがたいことに、これまで145名の方に支援いただき、961,500円もの金額が集まっています。目標とする100万円まで、あともう少しとなりました!

さて、今日までDON'CRYは、激画団の応援団長として、様々な角度から情報を発信してきましたが、今回ばかしは、ド直球

激画団監督の直筆コメントです!

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まだ支援するか迷っている方のため、そして支援いただいた方に感謝の意を伝えるため、監督に思いを綴ってもらっています。

自主制作にかける思いアニメーションへの愛。ぜひご一読ください。


 今、一昔前では考えられない時代になっています。

1年に170以上ものアニメ作品が放送され、動画サイトには多くの自主制作アニメー ション作品があげられています。ゼロックスがスキャナーに姿を変えて、セルがアニメス タジオのゴミ捨て場から姿を消しました。

そんな時代で、自主制作のアニメーションも大きく変わりつつあると思います。タップと紙、スキャナーとパソコンがあればアニメーションが作れるわけです。アニメーションの専門学科からは卒業制作アニメーションが毎年数多く自主制作というタグ付けで ネットにアップされています。

集団制作は減り、個人制作が主流になりました。ツイッターで知り合った人との制作なんて企画もよく見ます。今の時代、自主制作のアニメーション作品なんていうのは珍しくありません。至極普通のことなんです。とてもいい時代に生まれたと思っています。

しかしながら今、かつてのように、自分の作ったフィルム 、自分の好きなフィルムを持ち寄って集まり、アーダコーダと夜通し語り合う。そんな光景を見ることはなくなりました。アニメ雑誌にはもう、地方の自主上映会の情報欄はありません。ボロイアパートの一室にいい年した連中が集まって、アニメを語り合う時代でなくなってしまったのもまた事実なのです。

僕ら激画団は、 アニメーションを本当に好きな人々が本当に好きだからこそ、作る側も観る側も全力で楽しめるような 、そんなアニメーション文化であってほしいと心から思っています。

僕らがアマチュアだけの完全自主制作にこだわるのも、住み込みで共同制作をしているのも、上映会を開催するのも、「アニメーションが好きだ」その想い一つです。

現在は追加コンテの作業に加え、そのほか修正箇所の修正作業中です。10月の劇場公開までに自分達の納得の出来る形にするため、気になる点を時間いっぱいまで修正しています。

支援していただいた方々への気持ちを全て画面にしてお返しできるよう。全身全霊で残りの1ヶ月をがんばりたいと思います。

もし僕らの思いや活動に賛同いただける方は、上映会や僕らが登壇するトーク上映会などのイベントにいらしてください。お会いできるのを楽しみにしております。

 


激画団を応援したい方、上映イベントに参加したい方、グッズ等がほしい方は、ぜひともこちらからリターンをお選びください!

激画団の活動がもっと気になる方は、こちらのインタビュー記事をご覧ください!