どうも!編集長のノダショーです。
この告知ができる日を半年…半年も待ったんだ!
ついに僕らドンクライ、アニメづくりのサポートにチャレンジします!
そう、劇場公開までのお金周り、宣伝をプロデュースすることになったのです!
その名も『激画団応援プロジェクト』!!!(ドドーン!)
激画団とは?
激画団とは、アニメを愛している京都の大学生アニメーション制作集団。
脚本、演出、原動画、制作、仕上げ彩色、美術……。
その全てをアニメ好きの有志が、なんと30人も集まって行い、この自主制作アニメ『空中軍艦アトランティス』を作っているのだッ!
しかも、木造アパート「激画荘」に集まって!
なんだ一体なんなんだこのアツさは……! 青春と若さのきらめき、そして湧き上がるモーレツなパワーは!
そして、そんな激画団と僕らドンクライは、7月1日からクラウドファンディングを行います!
アマの天井を突き破れ!
今回のクラウドファンディング、その目的はこの信じられないくらい熱量がこもったアニメの劇場公開を目指すこと!
え? プロでもない大学生がアニメのクラファンなんて無謀?
その指摘はわかる。
でも違う、そうじゃないんだ!
彼らには確かに社会的に認められた地位もないし、知名度もないし、お金もない。
でも、そんな彼らが「それでも描きたいものがある」からアニメを作る。
そこにロマンがあり、僕らは応援したいと思ったんだ! そのたゆまぬ「好き」の力に当てられたんだ!
囚われた少女がいて…
立ちはだかる敵がいる
立ち上がる!
本編映像はOPED入れて実に15分!
カット数は200を超える迫力の映像!
細工は流々! 仕上げを御覧じろ、だ!
彼らは彼らが表現したいもの、大好きなものをこの15分にとにかく詰め込む。
それでも、聞いた話では、一部から「絵が古い」、「暑苦しい」などど言われていたそうだ。
けれど、「好き」という気持ちは何者にも邪魔できない。アニメは作れる。そして、熱い気持ちは同じようにアニメを大好きな誰かの心を動かすことができる。
彼らはそんな一心で、今も京都で筆を握っている。
……カッコイイ、その生き様、圧倒的にカッコイイじゃないか。
応援する仲間になってくれないか?
僕らドンクライは彼らの心意気に感動した。
「アニメをただただ作りたい……自分の大好きなものを炸裂させたい!」
そんな有志が一同に会した。共鳴し、仲間が増え、アニメのクオリティが上がっていく。
そして、この流れに、アニメファンならば思い出すかもしれない……。
そう、GAINAXを。
かつて大阪芸術大学の学生だった彼ら(庵野秀明、赤井孝美、山賀博之ら)は、大学時代に「DAICON FILM」として集い、作り、そして後にGAINAXを立ち上げ、『トップをねらえ!』や『新世紀エヴァンゲリオン』、『天元突破グレンラガン』などの名作を生み出した。
そして、激画団。彼らはそれを感じさせるだけの迫力に満ちている。
だけど、お分かりかもしれない。彼らの力だけでは、まだ届かない場所がある。
それが人と人が熱をもつ、大きな発表の場だ。
目の前にいる人と人が楽しみ、笑いが起き、「今ここ」で感動している仲間という奇妙な一体感が生まれる場所。そう、劇場だ。
DAICON FILMには、SF大会という発表の場と劇場があった。そしてそれを応援する岡田斗司夫というスポンサーがいた。
…だが、残念ながら、僕らドンクライにもそんな資金力はない。
だから今回、『激画団応援プロジェクト』を掲げ、先頭に立って応援する。
つまるところ、今回のクラウドファンディングは、読者(と書いて友と読む)の皆さんに激画団を応援する仲間になってほしいと思って企画した。
インターネットで繋がるぼくらの力で押し上げたい!
僕らは生きづらさや閉塞感を、カルチャーを通じて和らげてもらってきた。辛い時、救われてきた。
だから、そんなカルチャーに対してただならぬ想いを抱いている皆さんにこそ、激画団を一緒に応援する『激画応援団』の仲間になって欲しい !
この平成最後の夏を、一緒に盛り上げ、共に彼らの存在を世に知らしめたい!
「GAINAXはここに再来した」と。
そして、その存在は、1人の資産家ではなく、想いを持った、インターネットでつながる僕らが押し上げるのだと。その可能性に賭けたい。
クラウドファンディングは来月7月から行う。激画団の情報もどんどん発信する。
そして、成功した暁には10月に東京・京都にて劇場公開を予定。
ネットを通じて応援してくれた仲間が、今度はリアルで劇場に集う。アニメが大好きでたまらない仲間たちだ。
もちろん、一緒に見てもらうだけじゃなく、エンドクレジット、DVDや設定資料、原画集なんかも、応援してくれた皆さんにはお返しするつもりだ。
生きづらさも閉塞感も、一緒になって吹き飛ばす。それが僕らのスタンス。
だからその感覚に、そして彼らに共鳴した人は、ぜひ一緒に応援の旗を振ってほしい。
よろしくお願いします!
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